こんにちは!
最近暖かくなってきたから、朝のお散歩の時間が早くなったよ。お母さんは起きれないからお父さんに連れて行ってもらっているよ。
今日は、お散歩中に人間に出会ったとき、挨拶をしてもいいかどうか、どうやって挨拶をするか、のお話をしにきたよ。
飼い主じゃない人間との挨拶
いつもの散歩コースでも、見知らぬ相手や小さな子供が近づいてきたり、挨拶しようとすることがあると思うんだけど、それは犬にとってとってもストレスです。
ぼくのように、瞬発で飛びかかる犬は飼い主さんも警戒していると思うんだけど、気をつけたいのは“普段おとなしい、穏やかで我慢強い”と思われている犬の場合だよ。
たしかに、飼い主さんには穏やかでおとなしいかもしれないけど、知らない人と触れ合うとどうなるかわからないから、気をつけなきゃいけないよ。
飼い主以外の人間が犬を触るとき
- オスワリ→ マテをさせる
- 犬と飼い主が向き合い、他人には背中をむけて座らせる
- 飼い主が首輪を軽く握って、もし飛びかかろうとしたらすぐに止められるようにする
- 他人が触れるときはまず背中から触れるようにする。絶対ダメなのが頭や首に最初に触れること、これは触る人に「頭や首はダメだよ」って教えてあげてね。
- 触られている間は、優しく褒める
- もし、犬の表情を見て、嫌そうだったらすぐやめること
* 触る人が食べ物を持っていたら隠してもらう
* 挨拶が終わったら、褒めまくる
顔なじみの人間や犬に飼い犬が駆け寄ろうとするとき
顔なじみの相手でも、犬の意思で駆け寄ることを許すのではなく、飼い主の合図に従うようにする
- オスワリ→マテをさせる
- 合図を待っている体制になったら「ヨシ」といって許可する
* 相手が犬でも人間でも、この練習をしておくと、他の歩行者や自転車とのトラブルが回避できるよ。
* 駆け寄る相手に突進して、怪我させることを防ぐよ
人間から犬に挨拶だけしたいとき
- オスワリ→マテをさせる
- 挨拶したい人間にこう教えてあげてください
- 犬と同じ高さにしゃがんでね
- 手をグーに握って、鼻先に近づけてね
- グーの手は、上からじゃなくて、顔の下位置からゆっくり差し出して、犬の方からくんくんするまで待ってね
- このあと、犬の方が興味あれば人間のおしりをくんくんしたいところだけど、人間によっては嫌な人もいると思うので、もし嫌だったらお断りしてね
あんまりいないと思うけど、抱っこはNG
小型犬とか、子供の犬だと、抱っこしたいって言われる時もあるかもしれないけど、基本的に危ないからNGだよ。犬にとって、とってもストレス。相手が人間の子供なら尚更あぶないよ。どっちも怪我をしないためには、抱っこはお断りするのがいいね。
もちろん、動物病院で先生が抱っこしたりするのは別だよ。
イエロードッグプロジェクト
これは、人間のお友達や、お散歩中の犬にお知らせなんだけど、もし道端でリードに黄色いリボンをつけているわんちゃんを見かけたら、挨拶はしないでそおっと見守ってね。
この子たちは「健康上の理由」や「トレーニング中」だったり、「社会復帰のための訓練中」だったり、「他の犬や人間が怖い」わんちゃんたちなんだよ。たとえば、野犬だった子が保護されて、いま一生懸命人間との生活に慣れようと訓練している犬が黄色いリボンをつけていたりするよ。それに知らずに人間や犬が近づいたら、両者にとって、とっても危険だよ。誰も嫌な思いをしないために、そおっと応援するだけにしてあげてね。
このように人間と同じく、犬に対しても礼儀作法があるよ。大好きな犬のことを知って、お互いに嫌な思いをすることなく、みんなが幸せになれるのがいいね!
▼ 犬と犬の挨拶の仕方は、過去記事をみてね!
本文と関係ないけど、動画載せておくよ


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