こんにちは!
ちょっと最近はお母さんがどうぶつの森っていうので遊んでいて、ブログの更新滞っているよ。ごめんね。
今日はどんな犬にもやってくる、犬の第一反抗期と、成犬の食事のストライキについて書いていくよ。どちらも“今までは美味しそうに食べていたフードを突然食べなくなる”事象を伴います。
ドッグフードを食べない以外にも困ったことをする、第一反抗期
生後3ヶ月〜半年頃に、人間と同じように反抗期がくるよ。しかもほぼ全ての犬にやってきます。ずいぶんぼくも悪さして、お母さんを泣かせたものです。
さて、反抗期は、例えばこんな感じ!
- 今まで食べていたドッグフードを食べなくなる
- 覚えたトイレを失敗するようになる
- 何度も同じ悪戯をくりかえす
- 甘噛みより強く、本気で噛みつく
- 唸る、反撃をする
- 他の犬に攻撃的になる
第一反抗期の対処法
トイレの失敗は、大騒ぎせずに犬を他の部屋に置いておき、静かに片付けます。いたずら、噛みつき、うなり、反撃などは無視します。騒がずに、スーッと違う部屋に移動することで、犬も次第に元に戻ってきます。
食事に関して、これが一番大切なことなので詳しく書くと
- ドッグフードを別のものに変えない
- 同じように与え続ける
- その場で食べない、口をつけない場合はすぐに片付ける
この反抗期で別銘柄のフードに変えたり、ウエットフード、ちゅーるをプラスなどにしてしまうと、今後も定期的に食事の拒否をしてしまうよ。これを繰り返すことで、「売ってるドッグフードは全部食べ尽くした!」みたいなことになりかねないよ。注意してね。
成犬期の食事ストライキ
大人になっても犬がたまにごはんを食べない時がやってくるよ。ぼくもたまに「いまいらない!」っていう気分になるんだけど、どうしてこんなことが起こるのかというと、まず、フードに関して、子犬の時期と成犬の時期では必要なカロリーが全然違うよ。子犬の時より成犬の方が1日に必要なカロリーがだいぶん少ないんだよ。それで、大人用のフードと子供用のフードは計算されているので、犬の年齢に合わせたフードを選んでね。それを正しく給餌していると仮定して、話を進めるよ。
犬には「食事に飽きる」という思考回路がない
犬は、食事に飽きるという考えはないよ。あと、脳に満腹中枢もないから、犬は常に空腹状態で目の前に食事が出されると本能的に完食するのが普通なんだよ。それなのに、なぜ食べないか、、、?
食事のシチュエーションに飽きている
- 毎日同じ時間、同じ量が無条件に提供されるので、生活上の危機感が薄れている。
- 小さい頃に体験した「食べなかったらより匂いの強いおいしいもの、変わったものが用意される」ことを学習している。
- あとで食べるために置いておいてもなくならないことを知っている。
ということが原因として考えられます。これは、犬のぼくたちが人間を「しつけ」している状態だよ。飼い主が犬の指示に従って新しいフードを用意するように「しつけ」しているということになるね。これも繰り返すと、「世に出ているフード全種類食べ尽くした、もう選べるフードがない」みたいなことになるよ。
成犬の食事ストライキ対処法
- ドッグフードの時間、量をランダムにする
- (年齢や特徴でフードを切り替える場合は)犬の食欲が安定するまで待って、切り替えを行う
- 缶詰やウエットフード、嗜好品みたいなより風味の強い食べ物は与えない(あげるときは、ストライキをしていない時にする)
- すぐに食べない時や、お残ししている時はすぐに片付ける
- 丸一日断食する
反抗期やストライキと体調不良の区別の仕方
食欲不振の原因が病気の時もあるから注意してみていて欲しいんだけど、だいたいこんな症状が出ているから、そのときはすぐに病院に連れていくか、断食して様子を見てね。
- 下痢や嘔吐がある
- 元気がない
- 目つきが淀む
- 口臭がきつくなる
- よだれが出る
あと、これからの季節夏バテでも食欲がなくなるから、元気があるかないかをしっかり見ていてね。
基本的にぼくたちはご飯が大好き
ぼくたちはご飯が大好き。けど、たまに「もっとおいしいもの食べたいな」って思う時もあるよ。そういうのは、お誕生日とか、お正月とかクリスマスなどの決まった時にして、普段は肥満に気をつけて、年齢に合った食事を心がけたいものです。心を鬼にしてダイエットも頑張らないと、老犬になった時にこまったり、長生きできなかったりとかいろいろ悲しいことになるからね。
▼ 犬の栄養に関しては、過去の記事も読んでね。


▼ ぼくの食事風景はこちら(youtubeだよ)